「安芸の宮島」とも呼ばれ日本三景の1つに数えられている宮島。そして世界遺産である厳島神社へ行ってきました。
アクセス
宮島へ行くためには、宮島行きのフェリーが出る「宮島口駅」へ向かいます。
おすすめの行き方は、電車で「JR広島駅」から「JR宮島口駅」へ行くルートです。
JR広島駅→JR宮島口駅の料金は、片道420円です。

宮島へ行くフェリーは、「JR西日本宮島フェリー」と「宮島松大汽船」の2種類があります。
通るルートに違いがあるとのことですが、大きく違いがあるように感じなかったので、
大鳥居を見られるルートである、JR西日本宮島フェリーに乗ることにしました。
運行時間は1時間に4便ほど運行しているので、特に時間を気にする必要もありません。
どちらで行くルートも料金は同じで、片道180円/往復360円です。
フェリーの船内は広々としていて、天気もよかったので、景色もよくとても満足できました。
フェリーが出発してから、15分ほどで宮島へ到着しました。



厳島神社
歴史・由緒
主祭神は市杵島姫命[いちきしまひめのみこと]、田心姫命[たごりひめのみこと]、湍津姫命[たきつひめのみこと])である。
ご創建は推古天皇元年(593)で、平清盛が、平家の守護神として尊崇し、平家一門の権力が増大するにつれてこの社を尊崇する度合いも増し、社殿を現在の姿に造営。
宮島は神の島と崇められており、古来から宮島全体が神が宿る御神体であると云われており、島の上には建物が建てられず、海の上に建てられたと伝えられている。
参拝



海に浮かんでいるというのは、貫禄もあり神秘的な佇まいでした。
海も見ながら、参拝できるのは嬉しいポイントです。
建物の朱色が鮮やかで実に美しかったです。
一番の見どころである大鳥居はあいにく修復のため工事中でした。
きちんと鳥居を見られなかったのは残念ですが、工事中の姿を見られるのも、逆に貴重な機会でよかったなと思います。
御朱印
厳島神社の御朱印をいただきました。

豊国神社
歴史・由緒
国重要文化財である千畳閣[せんじょうかく]と五重塔 [ごじゅうのとう]があります。
豊国神社 [ほうこくじんじゃ](千畳閣[せんじょうかく])
豊臣秀吉公が、戦没将士を慰霊するため、天正15年(1587)安国寺恵瓊[あんこくじえけい]に建立を命じた大経堂。
秀吉の死により未完成のまま現在にいたっている。
明治5年(1872)秀吉公を祀り、豊国神社となる。
入母屋造りの大伽藍で857畳の畳を敷くことができ、その広さから俗に千畳閣と呼ばれ、親しまれる。
五重塔[ごじゅうのとう]
応永14年(1407)建立。
桧皮葺で和様・唐様を融合した見事な建造。
この塔の心柱は、下まで達しておらず2層目で止まっていて、風に対して強い構造となっている。
参拝
厳島神社から少し坂を登った所にあります。
料金は100円で参観することができ、靴を脱いで中に入ります。
実際には千畳分も無いそうですが、とにかく広い木造建築で、開放感がありました。
外の景色も良く、蝉の声や吹き抜ける風の心地よさもあって、めちゃくちゃ気持ちよかったです。
あまりの気持ちよさに長時間をボーッとのんびり過ごしてしまいました。
宮島の散策の小休止にちょうど良いですね。
個人的に、厳島神社よりこちらの方が雰囲気が落ち着いていて好みでした。
宮島に行かれる際は厳島神社だけではなく、ぜひ豊国神社にも立ち寄っていただきたいですね。



御朱印
豊国神社の御朱印をいただきました。

宮島グルメ
宮島では、名物の揚げもみじと牡蠣を食べました。
揚げもみじ
『揚げもみじ発祥の紅葉堂 本店』にて揚げもみじを食べました。
こちらのお店は店内でも揚げもみじを作っている様子を見ることができます。
味の種類はたくさんあって、こしあんとカスタードを注文しました。
待ち時間は3分ほどで提供されました。

外はサクサクで、中は熱々でふんわりしていて、美味しかったです。
牡蠣
『牡蠣屋』にて牡蠣を食べました。
店員さんにおすすめしていただいた焼き牡蠣と牡蠣フライを注文して、ドリンクはレモンソーダです。
3つ注文して、料金が1,340円でとてもリーズナブルだと思います。



牡蠣は身も大ぶりで、味が濃厚でめちゃめちゃ美味しかったです。
特に焼き牡蠣が最高でした。
また宮島に行く際には、絶対に立ち寄りたいお店ですね。
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